SCSI ディスクには 2TB の壁がある
タイトルは半分釣りです。
「SCSI 2TB」とかでぐぐると、こんな記述があるけど、これは嘘ね。
株式会社ニューテック - トピックスサイト - コラム
2TBの壁
SCSIバス上のアドレッシングが32ビットのため、1論理ディスクは、これを越えることができません。
正確には「2TBの壁があった」であり、もっと正確には、「SCSI 2 には 2TB の壁がある」
SCSI 2 では、LBA という部分を 32bit で管理しており、これが 2TB制限の原因らしい。
で、SCSI 3からは問題ないらしい。アドレスが 64bit に拡張されたのかな?軽くぐぐっただけでは、ちゃんとした記述が見つからなかったけど。
スラドには一応書いてあった。
日立GSTが面記録密度345ギガビット/平方インチを実証
>2TBじゃ全然足りないってことになったら、同じように >「アドレスを64bit指定可能なread(14)/write(14)を新設」みたいなことで対応できるんじゃないでしょうか。
それ、もうやってます。 > SCSI-3
でも、SCSI カードが 2TB までしか対応してなかったり、ストレージ側で 2TB 以上のボリュームを作るための設定が必要だったりすることもあるみたい。カードなんて、結構最近買ったやつで食らったのでビックリした。
それから、OS 側も、従来の VTOC(ディスクの1セクタ目)でスライスを管理する方式が使えなくなるらしい。Solaris だと EFI ラベルという形式にする必要がある。
format -e でラベルを選択する画面が出てくるので、EFI Label を選べばよい。(2TB 超えてたら自動認識してくれるのかな?明日試します)