中華スパコン
スーパーコンピューターの性能を測る代表的な数値・LINPACKベンチマークで「曙光5000」は160テラフロップスを記録、ピーク値では230テラフロップスに達するという。
とのことですが、写真を見る限り、どう見ても 230Tflops 出そうにありません。。。
一応ちゃんと計算しますよ。一番コンパクトに収まりそうなクアッドコア Opteron を使っていると仮定します。Opteron の1ソケットあたりの性能は、
2.3[GHz] x 4[FPUs/core] x 4[Cores/CPU] = 36.8[Gflops/CPU]
となります。
で、これを中華スパコンのピーク性能で割ると、
230000[Gflops] / 36.8[Gflops/CPU] = 6250[CPUs]
つーわけで、中華スパコンは 6250 個(ソケット)の Opteron が入っているはずなのですが、どう見てもあの写真には 6250 個の Opteron が入っているようには見えません。。。
もっと突っ込むと、Infiniband や Myrinet のスイッチも入っているようには見えないんだけどねぇ。。。
少なくとも、どういう構成をとっているのか、ある程度ちゃんと説明してくれないと信じないよん。