アルファブロガーが政治に参加する時代
一昨日くらいだったかな、ふと、「もし、アルファブロガーから総理大臣が出る時代になったら、日本は変わるんじゃないか」とか思いついた。総理まで行かなくてもいい、何人か、有名なブロガーが政治家が輩出されるようになったら、相当面白いことなんじゃないか、ってな事を色々妄想してた。
で、そんな時に出てきたのがこのエントリ。
はじめにことばありき - 雑種路線でいこう
フィルタリングの問題にコミットしてから、このブログには毎日のように衆議院・参議院やNHK等からアクセスがある。ここが震源かは定かじゃないが、携帯フィルタリングでは政党のマニフェストもブロックされるという話は衆議院予算委員会でも取り上げられた。
ぬお、既にアルファブロガーが政治に影響を与える時代になってるじゃねーか。
実際、インターネットや携帯電話関連の話題だと、もはや素人が手を出せるレベルではなくなっているのだと思う。(個人的には、著作権周りもそうなっているのではないか、と思うのだけど、こっちは旧態依然としてるな...)。
アルファブロガーで無くてもいいのだろうけど、ちゃんとトピックを理解して、ちゃんと意見を発信できる人という意味ではアルファブロガーってのはいいポジションなのではないか、と思った。専門家は沢山いるのだろうけど、幅広く意見を発信できる専門家はあんまりいないから。
でもそれより何よりアルファブロガーが適する、と思ったのはココ。(引用同じ)
残念なことに人脈・権力・資金力を持った途端に周囲は阿ってくるから、自分の論理が堅牢かどうかなんて確認できない。けれどフラットなブロゴスフィアで通用する言辞なら、大概リアルで負けることはない。
ブログを書く人は(大抵)、自分の意見に筋が通っているかを考えるだろう。誰だって炎上は御免なのだから。
でも今の政治は多分そうなってない、と僕は思う。ガソリン税でも日銀総裁でも何でもいいけど、(自民も民主も)主張に正義も筋も、僕には感じられない。
そっか、だからこそ「アルファブロガーが政治に影響を与える時代」になったのかも。とすれば、次のフェーズの「アルファブロガーから政治家が輩出される時代」が来るのだろうか。だとすれば、それはちょっと楽しみだなぁ。