ハチミツとクローバーを観てきました

ハチミツとクローバーの映画を観てきました。

はぐちゃん、山田さん、竹本君はかなりいい感じです。
森田さんはかなりぶっきらぼうな感じで、違和感ありです。
真山君はちょっとストーカーすぎ。彼は、もうちょっとスマートだと思うのですが。(そういう意味では、竹本君ももうちょっと情けない感じなのかな)。

全体的には、「まあまあ」な感じかな。原作の漫画は、結構ギャグが入っていて、面白いのですが、映画はそういう要素はあまりないです。片思いの恋愛モノとしては、よくできていると思うのですが...。

竹本君の自分探しとか、すぐに終わってしまうけど、映画のタイムラインで漫画版と同じ話はできないわけで、それは仕方ない気がします。

そういえば、ハチクロは、「美大生 5 人による『全員片思い』というちょっとありえないラブストーリー」という語られ方をされることが多いのですが、本当にそうなの？と思います。
たしかに、それはこの漫画の大切な一つの要素だとは思いますが、ギャグとか、それぞれのキャラクターが背負っている人生(竹本君の子供時代の話とか、はぐちゃんの中高生時代の話とか、森田さんの過去とか...etc)とか、そういう部分も僕は結構好きなので。

つーわけで、ラブストーリーなハチクロが好きな人は観にいってみれば良いと思います。
森田さん以外の、ハチクロの世界観は割とよく表現しきれていると思います。
「まあまあ面白いけど、強くお勧めはしない」くらいな感じでしょうか。そろそろ公開終了っぽいので、観たい方はお早めに。渋谷なら見れます。

それから、漫画版はとても面白いので、読んでみることをお勧めします。