tsucchi’s diary(元はてなダイアリー)

はてなダイアリー(d.hatena.ne.jp/tsucchi1022)から移行したものです

今更 Linux をインストールしてみた話

自宅のメインマシン(ネット見たり、開発にも使ってるマシン)に Linux をインストールしてみました。

背景

最近まで、Windows から VMWareFreeBSD にアクセスして、そこで開発してたりしていたのですが、せっかくメモリ 3G くらい積んでるのに、それを生かせてなくてもったいないなー、とか思い始めました。あと 2 つの OS を行ったり来たりするのは、VMWare だとさほど苦ではないけど、それでもやっぱりめんどいなー、とか。本当は Macbook が欲しいのですが、お金ないし、仕方ないので Linux をインストールしてみることにしました。

FreeBSD にしなかったのは、デスクトップで使うとなると、やっぱり Flash とかで面倒を背負いたくないなー、というのがあって。あとそろそろちゃんと Linux 使ってみたほうがいいかなー、と言うのもあって。

マシン

ThinkPad X60 というノート PC です。そろそろ買い換えたいなー。。。

この機体は、熱対策があまりよくないらしく、CPU の温度が上がりすぎて熱暴走したり、右のパームレスト近辺(無線LAN のモジュールが入っているらしい)が熱くなるといった問題があります。(対策については後で書きます)

ディストリビューションの選択

そもそもあんまり真面目に Linux を使ったことない(とくにデスクトップとしては)ので、適当に決めました。CentOS はどうせ仕事で使うから、系統の違う奴がいいな、とおもって Ubuntu にしました。(現時点での最新 11.04 を入れました)

インストール先、インストール方法

いろいろ考えたのですが、空いてる USB HDD をつないで、そこに入れることにしました。気に入ったら SSD のドライブ買って換装するかもですが。

インストールは USB メモリから行いました。USB メモリだと、ネットワークインストール並に早くていいですね。

インストール時の注意

  • BIOS 設定で、USB HDD からもブートするようにする。ブート順を内蔵 HDD より上位になるように
  • MBR を内蔵HDD に間違って入れないようにすること
  • 初期ユーザは適当に作る(本当の使いたいユーザを作らない)

あとで NFS マウントしたいので、ユーザID, グループID を合わせないとめんどいことになります。(つーかこれでインストールし直しを一回くらった)。なので、aaaa でも bbbb でもいいから、とりあえず適当なユーザを作っちゃって、インストール後にちゃんとしたユーザを作るのがおすすめです。

設定とか調整とか

端末どこ?

メニュー -> アクセサリ -> すべて -> 端末
で、ランチャにも登録しとく

無線

デフォルトでは自動接続しないので、設定しておく

あと、いわゆるパームレストの熱対策で、
[Ubuntu]ThinkPad X61 無線LANの省電力モード
$ sudo iwconfig wlan0 power on
を叩く。(リンク先にあるような、パッケージの作り直しとかはしなくても普通に iwconfig 叩けました)

cpu

熱暴走対策のため、プロファイルは powersave とする。クロックが 1GHz まで下がるが、安定性の方が大事。

vi /etc/init.d/cpufrequtils
#GOVERNOR="ondemand"
GOVERNOR="powersave"
(1行書き換え)

=> うーん、これがうまくいかない。とりあえず手打ち

sudo pufreq-set -g powersave
sudo cpufreq-set -c 1 -g powersave
trackpoint

Ubuntu Linux 10.10 - ThinkPad X60s

$ sudo apt-get install gpointing-device-settings

とインストールをしたあと。

$ gpointing-device-settings

と開き、

ホールエミュレーションを使用する:有効
ボタン:2
他の項目:好みにあわせる

ここに書いてあるとおりにやった。ついでに 3ボタンエミュレートも追加。

emacs

Emacs 23 のパッケージがあったので、ふつうに Ubuntu ソフトウェアセンターから入れた。
あと追加で、mew-beta, anthy-el を apt-get で入れた

Xdefaults の読ませ方(ここに fontset を設定している)が分からねーなー、とか思ってぐぐったら、
.Xresources ってファイル名にすれば勝手に読むらしい。そういえばそういうネーミングの流派もあったね。

twitter

tweetdeck を入れた。

まず、Adobe AIRをインストールする。

何でもいいと思うけど、bin ってやつにしてみた

あとは普通にtweetdeckを入れればよい。


最初は日本語がうまく出ないので、下記の対策をやる。
TweetDeck をUbuntu10.04にインストールより

settingsボタン>Colors/Fontタブ>Internation Font/TwitterKeyのチェックで日本語が表示できるらしい

これはこれでいいけど、気に入らないところもあるので、余裕ができたら他のも試してみたいなー。

git

sudo apt-get install git-core で入れた。バージョンはべつに何でもいいや、と思ってたら新しいのが入ったね(1.7.4.1)

nfs

デフォルトでは NFS mount ができない
$ sudo apt-get install nfs-common

dotfiles

github とか nfs からとってくる

ショートカット系

gnome-terminal : メニューのキーボードショートカットで、「左のタブに移動」を Alt + <- 、「右のタブへ移動」を Alt + -> にセット
ワークスペース : アプリケーション -> すべてのアプリケーション -> テーマ・設定 -> キーボードショートカット
で、「ワークスペース1に移動」を「Alt + 1」みたな感じで、1〜4までセット

xmodmap

.Xmodemaprc としたら、デスクトップの立ち上げ時に読み込むかどうか聞かれるので、読み込むようにする。
ちなみに僕はこんなファイルをつかっている

tsucchi@seasons[105]% cat .Xmodmaprc 
keycode 101 = Control_R
keycode 100 = Control_R
add Control = Control_R
Ubuntu Linux 10.10 - ThinkPad X60s
keysym Alt_L = Meta_L Alt_L

remove Lock = Caps_Lock
remove Control = Control_L
keysym Control_L = Caps_Lock
keysym Caps_Lock = Control_L
add Lock = Caps_Lock
add Control = Control_L

よくある「Ctrl <-> CapsLock 入れ替え」と、「変換キー」と「かなキー」を Ctrl に設定している。
(変換キーを Ctrl に設定するのは、左小指の負担が軽くなってマジおすすめです > emacs ユーザ)

evernote

互換クライアントの NeverNote 入れた
http://nevernote.sourceforge.net/index.htm

http://sourceforge.net/projects/nevernote/files

より
nevernote-0.98_amd64.deb
を DL
sudo dpkg -i nevernote-0.98_amd64.deb
でインストール

なんかびみょーな感じの UI だけど、あんまり真面目につかってないのでこれでもいいや。

...と思ったら、日本語入らねーじゃねーか。何だこのゴミは。つーわけで、emacsevernote-mode と公式の WebUI を併用して使ってます。

DropBox

普通に公式クライアントあるんだねー。これはいい。
http://www.dropbox.com/

perl

perlbrew 入れて、5.14.1 入れた。

curl -L http://xrl.us/perlbrewinstall | bash
perlbrew init
perlbrew install 5.14.1
wget http://xrl.us/cpanm
chmod +x cpanm
cpanm Module::Install

あとは適当に必要な奴を揃えていこうと思う。

あとは、とりあえず自分のモジュールのコンパイルくらいはできるように環境整えとかないと。