tsucchi’s diary(元はてなダイアリー)

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IPv6のはなし

オイラネットワークはあんま詳しくないから、もしかするとすごく外しているかもしれませんが。。。

ICANNのCEO曰く「IPアドレスの枯渇、Xデーは2010年10月」 - スラッシュドット・ジャパン

日経IT-PLUSによると、IPアドレスを管理する米民間団体ICANNのロッド・ベックストロムCEOが22日、「IPv4アドレスの新規割当は2010年10月が本当の最後になる」との見通しを述べたそうだ。

まあ IPv4 のグローバルアドレスは有限かつ現状のインターネットの状況に即したらあまりにもアドレスが足りてないわけで、いつか足りなくなるのはまあ仕方がないのかなぁ。それにしても早すぎる気もするけどね。。。

ただ、おまえら本当に6万5000個ものグローバルIPアドレスが必要なの?使ってるの?

133.113.0.0/16 株式会社 東芝
133.114.0.0/16 株式会社 東芝
133.115.0.0/16 株式会社 東芝
133.116.0.0/16 株式会社 東芝
133.117.0.0/16 株式会社 東芝
133.118.0.0/16 株式会社 東芝
133.119.0.0/16 株式会社 東芝
133.120.0.0/16 株式会社 東芝
...(中略)
133.200.0.0/16 日本電気株式会社 システム運用統括部
133.201.0.0/16 日本電気株式会社 システム運用統括部
133.202.0.0/16 日本電気株式会社 システム運用統括部
133.203.0.0/16 日本電気株式会社 システム運用統括部
133.204.0.0/16 日本電気株式会社 システム運用統括部
133.205.0.0/16 NECビッグローブ株式会社
133.206.0.0/16 日本電気株式会社 システム運用統括部
133.207.0.0/16 日本電気株式会社 システム運用統括部
133.208.0.0/16 日本電気株式会社 システム運用統括部
133.209.0.0/16 日本電気株式会社 システム運用統括部

とか見てると、NEC東芝は1ブロック残してあと全部返せよとか思うけど、まあそれをやってもいずれ足りなくなるんだろうねぇ。。。

IPv6 にまつわる議論で一番気に食わないのは、たとえばこんなやつ。(Geek なページを取り上げたのは、たまたま最近見たからです)
Geekなぺーじ : 大変革が迫りつつあるインターネット

今後鍵を握るのがWebコンテンツです。 WebサーバのIPv6対応は、どのように進行するのでしょうか?

良く見るような、「キラーアプリケーションが。。。」とか「キラーコンテンツが。。。」云々みたいなやつね。

IPv6 なんて、基本的にはアドレスがいっぱい振れる以上のメリットはないんだから、アプリもコンテンツもねーだろハゲ*1と思うのですよ。

半分ジョークで半分本気なのですが、ISP とかキャリアが太っ腹なところを見せて、v6 の固定アドレスをそこらのギークに一人100個ずつ配ったら、もしかしたら世界が変わるかもしれないのに、と思う。*2

そうしたら、もしかしたら「IPv6 しかできない」サービスみたいなものが出てくるかもしれんし、そこまで行かなくても v4 から v6 への移行のためのノウハウがものすごく集まって一般ユーザの移行がやりやすくなるはず。

「v6 で接続すると安くなる」とかでもいいけど、それだと多分 ISP とかのサービス事業者側のメリットがないと思うからね。

アドレスを配ってる側の事情がわかってないので、もしかするとすげー的外れなのかもしれないけど、どうなんでしょ?

(2009/11/06 追記)

Geek なページ」の方からコメントをいただきましたので、ご参照ください。

オイラは(場末の自宅サーバを運用してたりするので)ある日突然 LSN に収容とかされると非常に困った事態になります。確かに Web の世界が IPv6 にスムーズに移行できるといいな、と思いました。

もともとネットワーク周りは弱いけど、やっぱちゃんと勉強しないと駄目だなぁ。。。ウチの ISPIPv6 対応したら移行してみようかなぁ。価格次第ですけどね。

*1:apachelighttpdIPv6 対応しているみたいだし。nginx はちょっと微妙みたいだけど

*2:オイラはヘタレだから 10個でいいです:-)