東大、クアッドコアOpteron搭載の国内最速スパコン
東大が、クアッドコア Opteron を使って、国内最速のスパコンを構築(リンク)、とのこと。ピーク性能140TFLOPS らしい。
TSUBAME が(CPUだけだと)ピーク性能 50TFLOPS ぐらいなので、コア数(TSUBAME:10,480コア、東大: 15,232コア)から考えると、「計算合わなくね?」と思ったら。。。
クアッドコアOpteron って、コアあたりのFPU数 が2倍らしい。(1次情報がみつからねぇ....。とりあえずこれ(リンク)参照。デュアルコア Opteron は 2 FPUs/core なので、たぶん4)
つーことで、計算してみると、
2.3[GHz] x 4[FPUs/core] x 4[Cores/CPU] x 4 [CPUs] x 952[nodes] = 140134.4[GFLOS] = 140.1344[TFLOPS]
となります。
実行効率70%とすると、98TFLOPS で、2007/11 のリストで 8 位。日本最速は間違いないだろうけど、10 位以内に入れるか、微妙なところですな。
それにしても、クアッドコアOpteron 使うとスパコン的な性能は出やすいですね。コア数そのままでピーク性能2倍ですから。次期の TOP500 はコレを使ったスパコンがたくさん出てくるのかな?
(おまけ)
FLOPSのピーク性能の計算方法って、あんまり書かれてないよなぁ。上記のように結構簡単なんだけど。(かく言う私も某所で教えてもらうまで知らなかったのだけど...)
軽く調べた感じでは、 このあたり(リンク)かなぁ。