「敬愛なるベートーベン」を観てきました
映画「敬愛なるベートーベン」を観てきました。
場所は、TOHOシネマズ川崎。ここの Premier Screen でした。すごくいい席でした。飛行機で言うと、ビジネスクラスとかファーストクラスみたいな感じ。前後左右の間隔がとてもゆったりしていてシートはリクライニング付き。素敵です。
映画もとても良かったと思います。主演のエド・ハリスは本当にベートーベンな感じです。ベートーベンって、みんなわりと人物像のイメージをはっきり持っていると思うのですが、本当にそれを完璧に体言したような感じです。
パートナーで写譜師のアンナ・ホルツは架空の人物らしいですが、難聴というハンデにもかかわらず偉大な曲を残したベートーベンの謎を埋める人物として、あるいは死後に発見された「不滅の恋人」宛ての手紙の相手として(物語では触れられていません。ちょっと邪推)、違和感なく物語に溶け込んでいると思います。
一番良かったのは、やっぱり第九のシーンかな。ここだけでも見る価値があったと思います。
クラシックがめちゃくちゃ好きで思い入れがありまくる人や、クラシックがめちゃくちゃ嫌いな人でなければ、とても楽しめるいい映画だと思います。