読書

本を読む時間ができました。

今も寝ずの番をしているけど、事件が起きなければ基本的には暇なので、本を読んでいます。
前回は宮部みゆきの「模倣犯」を読んでいました。さすがに、1 日で 5 巻読破するのは無理でした。宮部みゆきの小説は、タイトルが凝ってますねぇ。「R・P・G」もそうですが、これもタイトルがラストに密接に絡んでます。個人的には、ラスト近くの、「本当のことっていうのはな、どんなに遠くに置いてきても、いつか必ず自分のところに帰ってくるんだ」っていう台詞(ちょっと間違ってるかも。二回出てきます)が好きです。「因果応報」ってことなんだろうけど、奇妙な説得力があります。

今は、村上龍の「半島を出よ」を読んでます。これも、上・下巻持ってきたけど、全部は読みきれないかなぁ。これは、「昭和歌謡大全集」の主人公が再登場します。近未来の日本が舞台ですが、日本が経済的に没落していく様子はリアルで怖いです。ま、まだ1/4 も読んでないから、北朝鮮のコマンドは上陸してないのですが...。

独り暮らしをはじめて以来、あんまり本を読むことがなくなってしまったのですが、hillsboro に行ったころから、また本を読むようになりました。料理する時間がないので、替わりに何か好きなことをしてないとダメなんでしょうね、多分。
aisbn:434400759x半島を出よ (上)